1000Hz、そして1100Hz。ゲーミングモニターのリフレッシュレート競争は、もう誰のためなのか

Acer Predator XB253Q U1

ゲーミングモニターのリフレッシュレートが、ついに1000Hzの大台を超えた。各社の新製品が2026年後半から2027年にかけて出揃う。

LGの「UltraGear 25G590B-B」は24.5インチのフルHDで1000Hz。オーバークロックで1100Hzまで引き上げられる。日本では10月1日発売、想定売価は17万9000円前後だ。

Samsungの「Odyssey G6」は1100Hzをうたうが、これは解像度を720pまで落としたときの数字となる。本来のWQHDでは600Hzで頭打ちになる。

Acerの「Predator XB253Q U1」は24.5インチのフルHDで1000Hz。2027年第1四半期に約1,099ドルで登場する。

数字の裏には条件がある。LGは1000Hz動作の要件としてWindows 11、DisplayPort 2.1接続、そしてRTX 50シリーズかRadeon RX 9070以降のGPUを挙げている。同社の検証で1000Hzに到達できたのは『Overwatch 2』『League of Legends』『Fortnite』といった負荷の軽い競技タイトルだ。さらに1100Hzのオーバークロック時にはFreeSyncが無効になる。

つまり、条件を満たした環境で、限られたタイトルを遊ぶときにだけ意味を持つ数字ということになる。560HzのAlienware「AW2527HX」ですら十分に速いはずなのだが、競争は止まる気配がない。

数字が伸びること自体は歓迎したい。ただ、240Hzでも滑らかだと感じている身としては、1100Hzの恩恵を体感できる日が来るのかどうか、まだ想像がついていない。

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